今日は、新潟遠征の第2日目。
初めて行く佐渡島を目指しました。
2006年7月28日(金)
佐渡航路の乗り場着。
さてさて、フェリーは何時に出発かな。
ゲゲッ!
2時間待たないと乗れない。(>_<)
こちらはジェットフォイル。
25分待ち。
料金は倍になるけれどどうしよう・・・・。
迷った末に結局ジェットフォイルに乗ることに決めました。
時速80kmで走れる高速船のジェットフォイルの雄姿。
雨が降る中を、こちらのジェットフォイルに乗り込みます。
ジェットフォイルが岸壁を離れます。
昨日見た軍艦。
後部に星条旗があったので、米軍の艦船だと分かりました。
ジェットフォイルの船内。
定員55名の救命装置。
よく見ると「乗込19人、外周36人」と書いてあります。
定員は、外側につかまって海に浮かぶ人も含めた人数なんですね。
時速80kmでしばらく走り、その後は時速70kmで高速走行。
およそ1時間で佐渡島着。
おけさ灯台通過。
佐渡島の両津港着。
フェリーが接岸していました。
「おけさ丸」です。
港の食堂で蕎麦の大盛りを食べます。
平たくって独特の麺に、とろんとした海草がたくさん入っています。
これで一金500円也。
午後出発の定期観光バス半日コース「おけさA」に申し込み、両津港からバスで島内巡り開始。
まずは陶芸苑へ。
ここ陶芸苑は、佐渡独特の焼き物である「無名異焼」(むみょういやき)の渡辺窯のオープン工場。
大きな窯がありました。
国三窯の文字が。
無名異焼は、金山鉱の水中に沈殿する酸化鉄の赤血色の細末粘土を用いた佐渡ならではの焼き物。
陶芸苑を後に。
大佐渡スカイラインを目指します。
途中で軍の基地があり、なぜか多くの飛行機が。
ちなみに。
ここには滑走路はありません。
傘が壊れるのではないかと思うほどの強風と豪雨。
そんな天気の中、標高約800mの白雲台展望着。
両津港、真野湾、国仲平野などが一望できるはずの展望台へ。
晴れていれば、佐渡島の風景がまるで飛行機の中から見るようにいちぼうできるそうです。
でもこんな天気なので、何ひとつ見えません。(>_<)
今日、一番来たかった佐渡金山着。
定期観光バスに乗る時にもらった参加票を提示し、受付で「通行手形」をもらって坑内へ。
世界屈指の鉱山であった佐渡金山の説明。
「釜の口」の説明。
坑道の奥深くへ。
金山奉行がいたようです。
数少なかった、当時の労働者の娯楽の様子。
金山での労働は過酷を極めました。
坑道を間歩と呼ばれていました。
鉱山の開山から100年ほどで、坑道は海面下になりました。
漏水との闘いでもあった採鉱。
最下部で水に浸かりながら水を汲んでいる者は、1分間の汲むノルマをこなさないと溺死するしかなかったそうです。
何だか、ドリフの「いかりや長助」さんに顔が似た人形。
労働の過酷さゆえ、ほとんどの者が鉱山に入って早死にしました。
屈強な若者であっても、鉱山に入った後は長くて5年ほどの命だったそうです。
水上輪で水をドンドン上に上げていきます。
座っているのは監視者。
水上輪の説明。
足場が悪い場所での労働。
「山留大工」の説明。
山留大工の作業風景。
鉱山では子どもも働かされていました。
ほとんど見えていませんが、奥の方に作業中の子どもの人形があります。
鉱山では出入り改めがありました。
公開されている鉱山の最下部を通過し、少し上に上がります。
風送り穿子(ほりこ)。
掛樋の説明。
2枚上の写真である風送り穿子の説明。
排水・通気・証明に関しての説明。
金穿大工は技術者として、他の者より優遇されていました。
休憩についての説明。
優遇されていた金穿大工でさえ、過酷な労働で短命でした。
この、動くロボット人形と何度も何度も目が合ってしまった。(^_^;)。
狭い坑内での過酷な労働の様子。
こんな大きな坑道もあります。
固い岩盤ですが、ヒビが入った場所などはこうして補強されました。
細い坑道。
狸穴と呼ばれていました。
狸穴の説明。
狸穴より更に狭い切山の説明。
立合などの説明。
食事準備。
様々な労働風景。
採掘された金では徳川幕府のみが潤い、地元の佐渡島は潤うどころか男手を鉱山に取られて人々の生活は年貢も払えないほど困窮していました。
黒っぽいのが金鉱石。
間切改めの様子。
間切の説明。
間切改めの説明。
捨石の回収作業。
捨石の回収の説明。
狸穴での労働風景。
立合の説明。
坑道。
細い坑道を通過。
不思議な音楽が流れ、何だか異様な光景。
新しい良質の鉱脈が見つかった祝いの儀式でした。
黒い色が濃いほど優良な鉱脈。
かなり良質の鉱脈が見つかったようです。
これでまた幕府は潤います。
検問所の説明を読み、そして鉱山の外に向かいます。
鉱山の外に出て写真を撮ったら真っ白け。
レンズを見ると水滴がいっぱいついてくもっていました。
メガネをはめた人も同様に、レンズが真っ白に。(@_@;)
金鉱石。
佐渡の金鉱石は、白い石英に黒の縞模様が入っています。
鉱山の外での生活。
12.5kgもある金の延べ棒。
私も触りましたが、確かに重かったです。
これを小さな口から手を入れて金の延べ棒を箱から出せれば、記念品がもらえます。
記念品をもらうより、この金の延べ棒のお持ち帰りの方がいいのですが・・・・。
建物の外に出ました。
いくつもある鉱山から湯気が出ています。
ここからも。
鉱山内がいかに涼しいカがよく分かります。
こんな口も開いていました。
宗太夫抗でした。
鉱山名物の「金粉ソフト」をいただきます。
金粉が降りかけてあります。
佐渡金山を後に。
佐渡奉行所跡。
尖閣湾揚島遊園着。
ここでは、水中をのぞける船に乗れるはず。
ここは映画「君の名は」のロケ地なのです。
雄大で荒々しい風景。
強風が吹いているので、この日の水中をのぞける遊覧船は運休中でした。(T_T)
たらい舟のレプリカ。
たらい舟ができて狭い場所でも漁ができるようになり、収入はそれまでの3倍にもなったそうです。
ロケ地であることを表す看板。
忘却とは忘れ去ることなり・・・・。
そんなことばがありましたねえ。
歌碑。
かなり「古い歌ですが、なぜかこの歌を私は歌うことができます。
ドモドモ。(^_^;)
国定公園である尖閣湾。
佐渡大崎灯台。
荒々しい海。
日本列島と日本海・佐渡島について。
波が激しく岩に当たっては砕けます。
透視船乗り場に向かいます。
こんな洞窟を通過。
船は陸地に上げられていました。
大先灯台の説明。
水族館がありました。
おいしそう!(オイオイ)
イカはとってもデリケートなので、こうして水族館で見る事はなかなかできないとか。
君の名はと〜 たずねし人あ〜り
その人の 名も知らず♪
漁具。
ロケ風景。
ロケ風景U.
ロケ風景V。
様々な漁具も手に取れるほど近くで見ることができます。
昔の織り機のようです。
建物から出ます。
強風の中を進む船発見!
こんな船が。
「第二まちこ丸」でした。
尖閣湾を後にして七浦海岸へ。
ここには、伊勢と同じように夫婦岩があります。
ただし、しめ縄はありません。
荒波が砕けます。
何かを獲っている親子連れ。
何を獲っているか尋ねると「鯛がいたので獲っています」とのことでした。
獲れたかどうか気にかかるところでした。
水は抜群の透明度。
海の波は1分間に18回打ち寄せ、その数は大波や台風の時でも変わらないとか。
倍の36は体温で、その更に倍の72は1分間の脈拍。
そして更に倍の144は人間の最高血圧ほど。
ゆえに人間は海に来ると、とっても安らかな心になるとも言われています。
イカさき体験ができるようです。
やっている人がいました。
バスに戻ります。
この大型バスに乗客は私を入れてたったの6人。
完全な貸切状態です。
佐渡は米どころ。
それも良質の米で、年によっては魚沼産コシヒカリに次ぐ価格になることもあるとか。
両津港まで戻ってきました。
雄弁なガイドさんともお別れ。
海を見ながら宿を目指します。
モニュメントを見ながら橋を通過。
旅館着。
夕食〜♪
でも長期滞在客を除くと、客は私一人のようです。
おいしそう!
お、おいしそう!
1泊2食で7,000円程。
その割りに豪華な食事です。
風呂に入り食事を終えた後、港まで散歩に出ます。
雨が降っていたので宿で借りた傘が壊れたほどの強風の中を歩きます。
両津港の建物の屋上にあるビアガーデン。
当然ながら入ります。
強風と時折降りこむ雨で寒くて寒くて体が震えてきました。
暑がりの私ですが、あまりの寒さに中ジョッキを2杯だけ飲んで撤収。
とっても充実した佐渡島の一日が終わりました。
初めて来た新潟、そしてこれまた初めて来た佐渡島。
新潟二日目の夜が静かに更けていきます。
ホームに戻る
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||