天気が良かった今日は、鞍馬山を目指しました。
本日の走行距離不明。(サイクルコンピュータが盗まれてしまいました。(T_T) )
2006年5月14日(日)
こんな所を通過。
一見すると何だか分からないと思います。
実はこれは茶畑なのです。
品質の良い宇治茶を栽培するため、茶畑全体がすっぽりとムシロで覆われてしまっているのです。
普段あまり自転車で走らない所。
今日は、槇島町のこんな道を走ります。
伏見着。
花がキレイ。
花をズーム!
長建寺前通過。
伏見らしい風景を眺めながら徐行。
本当に何度来ても、天気がいい日にはここで写真を写したくなります。
岸辺の緑が美しい宇治川派流。
明治維新のメインステージである「寺田屋」着。
入場フリーの寺田屋庭園へ。
こんなものがあるのには今まで気がつきませんでした。
一体これは何だろう・・・・・?
「占いの壷」だそうです。
おみくじの上に小銭を乗せて早く沈めようと思うと・・・・・。
1円玉より100円玉の方が効果がありそうですね。(^_^;)
寺田屋を後に。
伏見稲荷通過。
東福寺着。
新緑の向こうに通天橋が。
昼食を たかばしの第一旭本店で摂るため店に向かっていると、こんなお神輿を見かけました。
第一旭本店で「肉なし・大盛り・ネギ多め」(をおいしくいただいた後、鴨川沿いを北上。
植物園近くを通過。
鴨川を遡っていくと、出町柳で鴨川は「加茂川」と「高野川」に分かれます。
その加茂川沿いを更に北進。
上加茂神社前通過。
社家の町並みに沿って清流が流れています。
藤木社(ふじきのやしろ)。
お社は小さい摂社ですが巨大な楠が特徴的。
大田神社着。
昨日もここに来たんですが、今日もまた来ました。
大田神社境内のカキツバタの群落。
このカキツバタの群落は国の天然記念物に指定されています。
美しいカキツバタの花。
若葉雨の降る昨日見たのとはまた違った美しさを感じます。
本当にキレイ!
本殿へ参拝。
大田神社を後に。
深泥池(みぞろがいけ)貴船神社着。
まずは、京漬物「すぐき」の神様である秋葉神社へ。
ここは火伏せの神社でしたが、 神仏混交だったため、明治の廃仏毀釈の混乱で賀茂社の社家によってここ秋葉神社は打ち壊されて しまいます。
その翌年の大火によって村は 焼失しますが、焼け跡の家々では漬物樽は焼けてはいたけれど、中の漬物は焼け残っていたそうです。
その焼け残りの漬物の茎を食べたら「酸い茎」だったので、これが現在の漬物「すぐき」になったということです。
深泥池(みぞろがいけ)貴船神社へ。
参拝を終えて道路を見ると、サイクリストが二人自転車を停めています。
「こんな所に寄るサイクリストって珍しいな」と思って道路に下っていくと、「ゴジラさんですか?」って声をかけられました。
誰かなと思って「はい、そうです。」って返事して道路まで降りていくと掃除人さんでした。
掃除人さんがモスラ号を見つけて停まってくれていたのです。
山岳トレーニングを終えて下山途中の掃除人さん達としばしの時間楽しく話し込みました。
掃除人さん、モスラ具を見つけてくださってありがとうございました。
太古のロマンを秘めた深泥池の横を通過。
妙満寺。
花がとってもキレイなので思わずブレーキをかけました。
様々な花が咲き乱れています。
境内へ。
ゲゲッ、こんなものが。(@_@;)
境内では、「春季報恩大法要」が行われていました。
珍しい「じゃんじゃか踊り」があるそうです。
開始時間を待つことにします。
始まりました!
道成寺の「天音太鼓」が先頭です。
赤い煙を吐きながら大きなヘビが進んできました!
すごい迫力!
私の目前をヘビの頭が通り過ぎます。
長い胴体。
地元の中学生などの参加協力で、この「じゃんじゃか踊り」が行われているそうです。
京都でこんな珍しいものを見ることができるとは思ってもいませんでした。
ヘビは鐘の周りへ。
1359年、道成寺では安珍・清姫の伝説以来永く失われたままだった鐘を、改めて造ります。
そして、鐘供養を盛大に営んだ際、一人の白拍子が現われ呪力で鐘を落下させて蛇に変わり日高川へと姿を消したそうです。
その後、近隣に災厄が続いたので、人々は「清姫の祟り」恐れおののき、困り果てた寺は鐘を竹林に埋めます。
その後、その話を聞いた「秀吉根来攻め」の武将である仙石権兵衛がその鐘を掘り起こして京都に運び、妙満寺に納めたのです。
当時の妙満寺貫首・日殷大僧正の法華経による供養で鐘は恐念を解かれ、鳴音も美しい霊鐘となったそうとか。
ヘビの頭が鐘の上に載りました。
「じゃんじゃか踊り」はクライマックス!
ぐるりと鐘に撒きついたヘビ。
ヘビは退散。
「天音太鼓」と「じゃんじゃか踊り」の奉納が終わりました。
妙満寺を後に。
鞍馬と貴船の分岐着。
鯉のぼりを眺めるモスラ号。
今日は、「小浜〜出町柳」間の60kmマラソンがあるようです。
そのランナーを何人も見かけました。
ろ、60kmマラソンって!?(@_@;)
でも一つ計画が浮かびました。
小浜から宇治までの、日帰りって言うか一日のウオークです。
面白そうだと思いませんか?
貴船から鞍馬山に上がろうと思っていましたが時間の関係で断念。
鞍馬側から上がります。
鞍馬駅着。
巨大天狗さんを見上げるモスラ号。
お、恐れ入りました。m(__)m
鞍馬駅の記念撮影用グッズ。
駅構内の展示。
頑張れ!牛若丸。
200円支払って鞍馬寺へ。
新緑が美しい鞍馬寺境内。
本堂を目指します。
野生の鹿発見!
鬼一法眼社(きいちほうげんしゃ)前。
鬼一法眼は武芸の達人で、牛若丸に兵法を授けたとされています。
魔王の滝。
「鞍馬の火祭り」で有名な由岐(ゆき)神社着。
階段を上がります。
間もなく本殿。
本殿着。
参拝します。
おみくじ。
天狗の眼が赤く光っているのですが、天気がいいので分かりにくい感じ。
くもりで薄暗い時には、この眼はなかなかのものだろうなって思います。
子どもがする「ガチャガチャ」のようにお金を入れるとおみくじが出てくるのかなって思っていました。
でもどうやらそうではないようです。
お金を入れて、そしておみくじをここから一つ取るようになっていました。
素朴で、そして「なかなかいいな」って思います。
義経供養等へ。
牛若丸はここに、7歳から17歳までの10年間住んでいました。
標高を上げます。
水が涌いている場所に美しい椿の花が浮かんでいました。
上を見上げると椿の木がありました。
牛若丸も、かつてはこんな風景を見たことがあるのでしょうか・・・・・・・。
滴るような新緑の緑を眺めながら速歩。
いつもこの辺りで思います。
「前方から笛を吹きながら牛若丸が歩いてきても決して違和感を感じない」って。
間もなく本殿の金堂。
金堂着。
金堂前の椿の花は満開。
鞍馬寺本殿・金堂。
期待してきたサクラの花は既に終わっていました。
葉桜の合間に少しだけ八重ザクラの花が。
本殿にお参りすることにします。
鞍馬山の標高は結構高いんです。
少し前
真珠湾 硫黄島 沖縄
戦って、戦って敗れたわが国は
戦争の悲惨さ理不尽さを知り
永久に戦わないと誓いました
戦争で悲しまないために
戦争で悲しませないために
平和の道を目指したのです
「日本国憲法」は平和の基盤
日本が世界に誇れる宝です
そう書いてあります。
このことばが本当に心に滲み渡ります。
ここに来る途中の伏見稲荷で、私は民放労連の「憲法9条を守ろう」って署名活動に賛同して署名したことを思い出しました。
本殿を後に。
下山開始。
王杉「大黒天」。
カミナリに撃たれた木のようです。
鞍馬寺を後に。
ひたすら南進。
出町柳通過。
京都の素晴らしさ。
それを今日も体感しました。
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