今日は、TOM&BINさん企画の「京都文学散歩」に参加しました。
京都に色濃く残る文学者の息吹。
でもそのほとんどが一般には知られていません。
素晴らしいTOM&BINさん企画を楽しみ、有料ゾーンに入る時点で皆さんをお別れして高雄を目指しました。

河内風穴や恐竜博など、有料ゾーンを目的地とする場合以外は私は有料ゾーンへ原則として入りません。
また、そうした有料ゾーンを目的とする走りも基本的には計画しません。(もちろん例外はあります)
なぜかと言うと、パートでがんばる妻を放っておいて私のみ有料ゾーンへ入りたくないからです。
有料ゾーンへは、夫婦で共に行動した時に入るものと私は決めています。

高雄では、一足早い紅葉を楽しみました。(^^♪

本日の走行距離 約80km。(正確には不明=サイクルコンピュータ断線中)

2005年10月30日(日)




自宅を出てひた走り、伏見着。
十石船が宇治川派流に係留されていました。
運行の準備中のようです。



朝日を浴びる長建寺。



酒蔵を眺めながら軽快にペタルを踏みます。



何度来ても、伏見って本当に素敵!



京阪電車中書島構内に今日まで展示されている「伏見絵ハガキこんてすと」を見に、中書島駅に入りました。
私は伏見の写真を14枚、こんてすとに応募しました。
絵ハガキこんてすとのポスター発見!



写真展示初日は、まだ準備ができていなくて「投票」ができませんでした。
コンテストですから、乗客の方の気に入った作品の投票ができるのです。
で最終日の今日、初めて清き1票を行使しようと展示初日と同じく入場券を買って駅構内に入りました。
と、ところが・・・・・。
作品が撤去されていて、しかも投票ももうできなくなっていますがな。(>_<)
作品展示は今日までのはずなのに。



投票を諦めて駅構内から出ました。
北上し、JR京都駅近くへ。
鴨川の鉄橋の上で電車が止まっていました。
何かトラブルがあったのでしょうか。



鴨川には多くの水鳥がいました。



驚いた&嬉しいことに、集合場所に花キンクンが!
でも花キンクンは風邪気味ということで集合地点でお別れ。
TOM&BINさん、火の用心さん、キースさん、そして私。
総勢5人でツアーに出発!
六波羅蜜寺着。
平清盛塚を見ます。



境内の地蔵様。



「願石」を回します。
願い事が どうぞかないますように・・・・・。



本堂へ。



義経の母がここ六波羅蜜寺に奈良から戻らざるを得なかったことは、「義経ゆかりの地巡り」参加の皆さんはご存知。
更に遡ると、この地は「この世とあの世の境」でもあったのです。
ここは地名を「轆轤(ろくろ)町」と言います。
轆轤職人が多かったからとも、あるいは葬送された人の髑髏(どくろ)があたり一面に転がっていたからとも言われています。



花街通過。



南座近くの「出雲の阿国」像。
出雲の阿国は「念仏踊り」を上演して人気を博し、後の歌舞伎(芝居)を創始した人物。
出雲大社の鍛冶師・中村三右衛門の子で出雲大社の巫女で、晩年は出雲大社に帰り尼となりました。



巽橋近くの、吉井勇歌碑。
「かにかくに 祇園はこいし 寝るときも 枕の下を水の流るる」。
 


巽橋の上から白川の清流を眺めるうら若き乙女・・・・・。



風情溢れる巽橋。



辰巳大明神。
今では習い事の神様だとされるここ。
あまり知られていませんが、実はここ辰巳神社は、この付近にあった辰巳新地に出入りしていた浮気性な男の行動に逆上した女性が行った大惨劇の犠牲者を弔うため建立されたもと言われています。



円山公園着。
「月はおぼろに東山〜♪」。
その祇園小唄の歌詞碑を見ます。
味がある歌碑がペンキで汚されているので誰かがペンキで歌碑に落書きしたのかと思ったら、この無粋な色は現京都市長の命で施されたとか・・・・。
現京都市政の質の低さを表しています。
京都府政も私の目から見たら最低。
古い歴史を刻む京都は、今まさに冬の時代。
悪い政治が終わり、一日でも早く京都に「政治の春」が来ますように!



知恩院へ。



動物園が見えます。



紅葉の名所・永観堂もそろそろ紅葉が初まっていました。



法然院着。
驚きました!
TOMさんに、何と河上肇氏の墓所に案内してもらいました。



これは・・・・・・?
谷崎潤一郎氏の墓所!
驚きの連続です。



法然院本堂へ向かいます。



境内の砂盛には、カエデとイチョウの形が描かれていました。



とっても落ち着ける雰囲気の境内。



法要があり、今日はこれ以上奥には行けませんでした。



Uターン。
素晴らしい苔を見ながら歩みます。



次の目的地へ進撃!
ストップ!
懐かしい市電がありました。
私が大学に入学した当初には、この市電に15円で乗れたんです。(遠い目)



河合神社着。
「方丈記」を記した鴨長明。
その鴨長明が住まいにしていた「方丈」のレプリカを見ます。



のらくろ戦隊の昼食処・・・・、基!本日の昼食場所である「のらくろ」着。
な、何と!
ここに、ホープさんがおられました!
驚きです。
大阪在住のホープさんは、京都在住の我々がチャリチャリとここに来た時点で、既に大原に行きそして帰路でここに来たとか・・・・。
すごいっす!(^_^;)



昼食後、同志社大学構内へ。
戦前、京都の官憲に弾圧され非業の死を遂げた同志社の朝鮮人大学生を悼む碑。
TOMさんが供えた花が、私の心を揺さぶります。



石に刻まれたこの文字を、我が心に深く刻みます。
彼が虐殺された時代へと時計の針を逆回しにしつつあるとしか思えない今の日本の与党政治家の行動。
今の政治は、一体我々をどこに連れて行こうとしているのでしょうか・・・・・・。
この言葉を書いた一人の青年は、「朝鮮語を使った」という理由で警察の手によって殺されました。
石に刻まれた文字を読みながら、私は皆さんに心から問います。
「かつてのこんな暗黒の時代の再来を、皆さんは望んでいますか?」と。



同志社大学のチャペルでは、結婚式が行われていました。
どうぞ、お幸せに!



同志社大学を後にします。
紫式部墓所着。
え?!
紫式部墓所って、こんな所にあったんですか!?



大徳寺着。
非公開の山門を見上げます。


大徳寺境内散策へ。



大徳寺境内では、既に紅葉が始まっていました。
有料ゾーンへ向かう皆さんとお別れします。



広大な大徳寺境内の芳春院へ。



芳春院。
ここも少しだけ紅葉が始まっていました。



芳春院を巡ります。



大徳寺を後にして、金閣寺へ。



有料ゾーン手前の金閣寺境内の紅葉。
光線の具合もあるのかもしれませんが、心を洗ってくれるような美しさ。



金閣寺を後にして、北山杉を眺めながら高雄目指しての走りを開始します。



少し汗をかきながら高雄至る登りを終えました。
得意な(誰でもでっすが!)下りでぶっ飛ばし・・・・、基!お上品に走り高雄着。



神護寺を目指していると、素晴らしい紅葉が!
ただし、1本の木だけですがね。(^_^;)
ここ高雄でも、紅葉はまだまだです。



お鍋のダミー。
お、おいしそう!



神護寺目指して、防災道路を息を切らして上がります。
傾斜がきついでっす!



神護寺着!
あ、暑ぅ〜。(^_^;)
汗をかきました。



右側の階段に座っているおじさんは、息を切らしながら登ってきて一休み。
少ししてモスラ号に気がつき、「え?!ここまで自転車で来たの」って大驚きでした。



神護寺から下山。
味のある川沿いの料亭の橋を見ます。



紅葉を眺めながら清滝川を渡ります。



道は上りに。



高雄からは、交通量の多い自動車道路を通らずに念仏坂に行けます。
その道を通っていると、大きな木が!



観光客など皆無の険しい道。
それでも、始まった紅葉が目を楽しませてくれます。



少しだけ「ぶっ飛ばして」下山。
「広沢の池」着。



この風景に解説は不要!



素晴らしい、広沢の池。



素晴らしい、広沢の池U。



奥嵯峨を快走!



嵐山の「中ノ島」通過。
お腹が減ってきました。
でも財布の中身は、200円未満っす。(>_<)



自転車道の北の起点から、南に向けて走り出します!



日没。



新幹線下通過。
残照がきれい!



間もなく夕闇が自転車道を覆います。



デジカメの調子が最悪。
おそらくこれが、今現在使っているデジカメで写す最後の画像になると思います。
伏見通過。



素晴らしかった、TOM&BINさん規企画!
そして、素晴らしい京都!

なのに・・・・・。
最低のレベルの京都府・市政の長。(>_<)
蘇れ!京都。
ゴジラは京都の再生を応援します!



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