今日は、普段と違う場所で一日勤務。
昼休みに、蟹満寺とよく似た話が伝わっている久世神社に現存するカニ池などを見ました。

2005年8月9日(火)




この石碑の前の道は、鷺坂と呼ばれていました。



こんな言葉が刻んである石碑発見。



2つの石碑全景。



ここ鷺坂のことは、万葉集にも読まれています。



現存するカニ池。
昔々、この辺りの子どもが、この池のカニを捕まえて食べようと話していました。通りがかった心優しい娘さんが、「そのカニを売っておくれ」と言って子ども達からカニを買って逃がしてやりました。
数日後、その娘さんの父親が田んぼで蛇に食べられそうになっているカエルを見つけました。父親は蛇に「そのカエルを助けてくれたら、わしにできることであれば何でもしてやる。」と言って、カニを逃がしてやります。
蛇が望んだことは「おまえの娘を嫁に欲しい」ということ。
その夜、蛇は「約束どおり娘を嫁にもらいに来た」と言って父親の前に現れました。驚いた父親は、「準備があるので、3日だけ待ってくれ」と言って蛇を帰し、3日間で頑丈な倉を作り、そこに娘を隠しました。
それを知った蛇は激怒し、倉に体を巻きつけて倉を壊そうと尻尾で倉を力いっぱい叩き続けました。
ところが・・・・・。
いつの間にか音が止んだので恐る恐る二人が倉の戸を開けると、多くのカニと、そして大蛇が死んでいました。
二人は、犠牲になってくれたカニのために塚を作り手厚く葬りました。
「蟹満寺」の言い伝えと実によく似た言い伝えです。



その久世神社参道入り口。



参道の途中にJRの線路が。(>_<)



久世神社本殿へ。



本殿。
久世神社の境内で久世廃寺が見つかっています。
久世寺は、西に金堂・東に塔・中央北に講堂・南正面に門がある寺で、廃寺跡から見つかった飛鳥時代の瓦から、久世寺は久世郡最古の寺院と考えらています。



本殿向かって右側の狛犬。



本殿向かって左側の狛犬。
2つの狛犬は、とっても古そうでした。



久世神社近くにある「城陽池」。
日照り続きだからか、水が完全に枯れていました。



東部コミセン内にある展示品。



近くの遺跡から出土した壷。



これも同じ。




身近な場所でも少し探せば、色んな興味深い場所がいっぱい見つかります!
昼休みのたった30分あまりで、これだけのものが楽しめました。





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